お見合い結婚8年目の、あるご夫婦のエピソードです。
奥様から、お話しを伺いました。
先ごろ、ご主人が会社で昇進されました。♪おめでとうございます♪
その昇進に伴い、会社で「将来の自分」なる作文を書かされたそうです。
作文提出後、その内容を、ご主人が奥様に話しました。
「老後、妻と二人で手をつないで、ゆっくりと散歩をしたい。」
「会話はあっても、なくても…ただ、二人の笑顔は絶やさぬように」
「そのためには、自分も妻も健康でいなくてはならない。今まで健康には無頓着だった自分だけれども、これからは、最終的な人生目標に向って、健康に気をつけていきたい。心身ともに!」
「妻がいてくれての自分ということを忘れなければ、実現できるはず」
要約すると、こんな感じの作文だったそうです。
奥様は、それを聞いて、こう答えたそうです。
「会社提出の作文に妻のことを書くなんて!もっと営業戦略や部下をどう導くか!などを書かなければならないのでは?」と…。

それを聞いて、私の考えを奥様に伝えました。
「奥様の言われる答えを望む社長もいるはずです。でも、もし私が社長なら、老後の温かいビジョンを持ち得ている!そのことを高く評価しますよ。ご家族への愛を堂々と作文に書ける!なんて素晴らしいのでしょう!ご主人の営業戦略や部下の導き方などの評価が、既にあったからこそ昇進されたと思います。」
「まずそこは、奥様が社長目線ではなく、きちんと奥様目線で、ご主人に感謝を伝えてください」と(*^_^*)

その後、奥様は感謝の気持ちを、ご主人に伝え、ご主人も大変、喜んでいたそうです。

ちょっとだけ目線を変えることで、見えないものが見えてくることが多々あります。
一方向だけを見ている、アナタに、それを伝えることも自分の役割だと思っています。

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